デコスドライ工法とは?
高い断熱性と防音性を
発揮する施工法
デコスドライ工法は、専用の機械を使用してセルロースファイバーを壁や天井の内部に隙間なく吹き込む施工方法です。
繊維が密に詰まることで、外気の影響を受けにくくなり、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
また、高い吸音性を持つセルロースファイバーが音をしっかりと吸収し、生活音や外部の騒音を軽減。静かで快適な住環境を実現します。
デコスドライ工法の特徴
夏涼しく、冬暖かい
自然素材でつくる家
セルロースファイバーは新聞紙のリサイクルからできる、環境にもやさしい木質繊維系断熱材です。
デコスドライ工法は、専門の技術者によるセルロースファイバーの乾式吹込み施工で手の届かない小さな隙間にもしっかりと充填することが可能な断熱工法です。
効果的な断熱・防音施工を行うには断熱材の素材性能の高さはもちろんのこと、施工方法がその性能を十分に引き出せるものでなくてはなりません。
デコスドライ工法は、手の届かない隅部への充填が可能で、隙間からの熱損失を抑え、快適な住空間を実現します。
優れた防露・調湿
結露を防ぎ、住まいの寿命を延ばす
木質繊維のセルロースファイバーは住宅内で生きています。周囲の状態に応じて水分を吸ったり吐いたりしています。
この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防ぎます。それによって、大切な建物の寿命を延ばすことにもつながります。
壁の湿気対策
建物の壁内に湿気がこもると、カビや結露の原因となり、耐久性にも影響を及ぼします。
壁の構造によって湿気対策の方法は異なり、主に防湿層が必要な壁とデコストライ工法の壁の2種類があります。
防湿層が必要な壁では、湿気の侵入を防ぐために『湿層(気密フィルム)』を設け、断熱材の劣化や結露を防ぎます。
一方、デコストライ工法の壁は防湿層を使わず、壁自体が湿気を透過することで、自然に湿気を逃がし、結露やカビの発生を抑える仕組みになっています。
どちらの工法にも特徴があり、建物の用途や環境に応じた適切な湿気対策が重要です。
FEATURE
セルロースファイバーの特徴
JIS認証を取得した
高品質な断熱材

セルロースファイバーは、⽇本産業規格(JIS A 9523)の認証を受けた吹込み用繊維質断熱材です。
JIS A 9523は、断熱材の品質を保証するための厳しい基準を定めており、セルロースファイバーはそのすべてをクリアしています。
断熱材の品質を判断する上で、JIS認証は欠かせない基準の一つです。当社では、快適な温熱環境を実現するための第一歩として、安心・安全の証であるJIS認証品をお届けします。